アメリカの警察車両各種





警察の装備 航空機編































































アメリカの警察車両各種 




■ 公開日 2013/05/09 15:24:51  
スポンサード リンク


アメリカのパトカーには、積極的に衝突させて取り押さえるためのバンパーが標準装備



Police 2012-2013
Police 2012-2013
1133016650 | John S. Dempsey | Delmar Pub | ¥ 6,451 | 2012-01



アメリカには各州警察、市警察、群警察、シェリフ、その他の法執行機関ごとに独自の車両を持つため、カラーリングや表記はバラバラですが、基本的な車種と装備は共通しており、自動車メーカー自らがパトカーとして専用グレード「ポリスパッケージ(Police package)」を持つ車両を販売しています。やはり多くの警察機関では、ビッグ3と呼ばれる国内主要自動車メーカーのフルサイズセダンを採用しており、ほとんどがGM、ダッジ、フォードのパトカーになっています。なかでもフォード・クラウンビクトリアの警察専用パッケージであるポリスインターセプターP71 (Police Interceptor)は98年から2011年まで生産され、全米の警察機関でこぞって採用されました。昨今ではこれまでのパトカーの常識を覆すカーボンモータース社のE7というパトカー専用モデルが発売され、全米警察から1万台の受注を獲得しています。屋根の上から外部露出型の警光灯を廃止し、車体に埋め込んでしまった奇抜なアイデアはまさに近未来のパトカーと言ったところでしょうか。一方、NYPDなどでは環境対策の観点から日本メーカーの採用も目立ってきており、トヨタ・プリウスや日産・アルティマなどのハイブリッドカーがパトカーとして実際に配備されています。
Whelen  LINEAR6 SpitFire Dash and Deck Light

Whelen  LINEAR6 SpitFire Dash and Deck Light
価格:31,104円(税込、送料別)



一般市場に中古パトカーや白バイが放出されて誰でも買える。


日本の警察では中古のパトカーが「中古車」の形で中古車市場に出回ることはないと言っていいでしょう。警察が警察車両を廃棄する場合は業者と契約書を交わしたうえで警察用の装備(パトライトなど)は横流しされないように警察職員立会いの下で、業者がパトカーのパトライトをハンマーでたたき壊します。完全破壊し、警察のマークや表記もペンキで消去し車体を破断するなどして廃棄処分します。基本的に警察の装備品が中古とは言え、一般に出回ることを嫌うのが日本警察。それと対称的なのがアメリカの警察です。というのも、米国内のほとんどの警察機関では耐用年数が過ぎたパトカーは叩き壊すどころか、貴重な収入源にするため中古車として売っているのです。このような中古パトカーは全米各地の警察機関から放出され、お金さえあれば誰でも購入が可能です。中にはタクシー会社に買い取られタクシーとして再出発することもあるようです。白バイも同様。なお、この米国警察の中古パトカーは日本国内への輸入も可能です。実際に中古パトカーを楽しんでいる愛好家団体もあります。

http://www.kawasaki-police.com/policecar/index.htm



スピードレーシング:パトカー

米国警察のパトカーの特別な装備

Police

Police
1111038422 | John S. Dempsey | Delmar Pub | ¥ 6,229 | 2010-02-26

日本の警察車両で防弾化されているのは機動隊の警備車など一部であり、一般のパトカーは、防弾仕様になっていません。しかし、米国警察のパトカーは防弾仕様になっているものがあります。、さらにアメリカのパトカーにはプッシュバンパーと呼ばれる対車両用のバンパーが装着される場合が多く、このバンパーによって逃走車両に積極的に衝突させて動きを封じ込める運用がなされています。このような装備や運用も日本警察のパトカーには見られないものですよね。また、車内には日本のパトカーでもおなじみの防犯用の樹脂製透明版が運転席と後席の間に設置されています。ほかにも、運転席から操作できるスポットライトや、照会用のラップトップ型PC、武器としてショットガンまたはライフル銃が搭載されています。

アメリカにも覆面パトカーはあるが、「交通用覆面パトカー禁止」の州警察もある


もちろん、全米各地の警察に覆面パトカーが配備されています。日本警察と同じように、車体に警察の表記が全くないタイプが一般的ですが、ニューヨーク市警(NYPD)ではタクシーに偽装した「タクシースクワッド」専用覆面パトカーまであります。さらにアメリカには警察官個人が所有する自分の私有車を覆面パトカーとして登録できる州警察も一部であります。その際は改造費用やガソリン代など経費を警察が負担するのが一般的です。この点もまた日本警察とは大違いですよね(愛知県で警察官が自家用車を勝手に偽覆面にして違法な取り締まりをやっていた事件はあります)。その一方で、相次ぐ偽覆面パトカー事件の対策のため、交通取締用覆面パトカーのみ使用を許さないという州知事命令や裁判所命令が出た州も存在します。日本同様に、米国でも偽覆面パトカーによる交通違反金の詐欺事件や女性を狙う強制わいせつ事件がたびたび発生します。ただ、交通用覆面が禁止されているそのような州警察では、屋根にライトを載せないかわりフラッシュライトを車内に設置し、警察の表記を車体サイドにほどこし、敢えて正体を露見させた"ハーフ覆面"のような車両を運用して交通取り締まりに当たっています。

米国警察のバイク

KZ1000 POLICE  LAPD仕様

KZ1000 POLICE  LAPD仕様
価格:755,784円(税込、送料別)


ハーレーのほか、カワサキなどの日本製メーカーバイクも米国警察で活躍しています。米国警察でバイクに乗車する警官は、日本の白バイ隊員と同様に交通違反の取り締まりに従事するほか、交通以外の事件でも臨場します。一般的に白バイ警官は短銃で武装していますが、一部の警察では白バイにもパトカー同様、ショットガンやM4カービンを搭載しており、凶悪事件にも対処可能です。これが交通取り締まりにもっぱら従事する日本警察の白バイ隊員と異なっています。
BMW R1150 RTポリスの白バイです。BMW R1150RT POLICE

BMW R1150 RTポリスの白バイです。BMW R1150RT POLICE
価格:898,000円(税込、送料別)


スポンサード リンク




inserted by FC2 system