機動隊の特殊車両




警察の装備 航空機編































































機動隊の特殊車両 




■ 公開日 2013/05/09 15:24:51  
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トイレカーから装甲車、ウニモグまで様々な特殊車両が配備されています



高圧放水車


警視庁や神奈川県警の機動隊に配備されている暴動鎮圧用の放水車両。4000リットルの水槽を搭載しており一回の放水時間は約2分。高圧で発射された水は100メートル以上先の目標に到達する。警視庁第一機動隊所属車両は95年の宗教テロ団体への家宅捜索において、信者からの万が一の自爆攻撃などに対処するため、西部警察的目的で投入されている。また、2011年3月17日に放射能汚染を広範囲に引き起こした福島第一原発の炉心冷却のため、当初、東電側に貸し出される予定だったが、東電が「操縦は警察官にお願いしたい」と言ったことから、機動隊員による運用に変更され、実際に現地で放水作業に当たった。しかし、高圧放水車は本来、暴徒鎮圧用のため、消防車のように放水ノズルの仰角がとれないため、このような任務には適当ではない。放水冷却作業は自衛隊の空港用大型消防車や東京消防庁のスーパーポンパーなどもあたっている。この高圧放水装置は対人用としてはかなりの攻撃能力を持っており、放水搭は車中からリモコン操作が可能で、凶器を持った暴徒の動きを封じ込めるには有効である。

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資材運搬車

機動隊に配備されている小型のトラック。主に機動隊用の資機材の輸送に活躍する。トヨエースなど車種は複数あり、写真のアルミパネルタイプから平型ボディタイプもある。キャビン上の警光灯は高いアルミパネルのため、後部からは見えにくくなっている。このため、別途アルミパネルの後部とサイドにもフラッシュ式の警光灯が搭載されている。


NBC対策車

神奈川県警などに配備される対化学テロ特殊車両。地下鉄サリン事件に代表される都市における大規模な化学、核、生物といったNBCテロに出動する。同種の車両に化学防護車もある。

移動交番車

小型のマイクロバスを使用したその名も移動する交番。交番がない地域などへ出向いて地域住民の相談を受ける。県警によっては車内にAEDを搭載するなど救命活動にも対応している。

移動オービス
交通取り締りに使用される車両で、ワンボックスタイプの車両です。見た目は普通のワゴン車ですが後部にオービスを搭載しています。

トイレカー
警備事案など多くの警察官が動員される場合に活躍します。まさか警察官が立小便やコンビニのトイレ借りるわけにもいきませんから・・。ちなみになんとベンツ製です。

爆発物処理車

機動隊に配備されている車両で、爆発物の処理に使用されます。 液体窒素などを使って爆弾の爆発を遅らせたりします。爆発物処理筒車、爆発物処理用具運搬車、爆発物処理用具I型、爆発物対策車などを便宜上まとめて爆発物処理車と呼んでいます。

水難救助車

全国都道府県警察の機動隊に設置されている水難救助隊に配備されている車両です。救助隊員用の資機材が積まれ災害時は救助活動を行い、平時の事件捜査では川や海中の証拠物を攫ったりしています。


特型警備車



RAIS 1/43 F-3 特型警備車 1970 警察本部機動隊 警備車両

RAIS 1/43 F-3 特型警備車 1970 
警察本部機動隊 警備車両
B0093UFSSW | ヒコセブン | ¥ 14,700


「ダイ・ハード」では"お巡りさんの4WD"こと6輪の軍用装甲車が登場したが、日本警察にも装甲車はあるのだろうか?もちろん配備されており、日本警察では「特型警備車」という制式名称で呼ばれている。時代は学生運動が激しかった60年代にさかのぼる。当時の学園紛争は投石から火炎瓶へと激しさを増すばかりで、それに対処する警察では大型バスに装甲を施した簡易な装甲車両を投入して治安維持に当たった。しかし、車両が大型過ぎて運用に難があった。そこで開発が進めれられたのが「特型警備車・コマンドカー」である。初期の特型警備車はまさに軍用装甲車を意識した物々しいスタイルで、暴徒がよじ登れないよう斜めにカットされた車体デザインと全面シルバーの塗色が威圧感を与える。車体側面の下部は暴徒が持ち上げて横転させないようにノコギリ状になっているのが、上記のミニチュアの写真でも確認できる。"武装"としては高圧放水銃を備えるのみで、銃器は搭載されていないが、機動隊員の携行する短銃、ガス銃などを使用するための銃眼が設けられている。この特型警備車、近年では東京都の排ガス規制に引っ掛かるため、警視庁から栃木県警察へと移籍したのち、用途廃止になった。近代以降配備される特型警備車は小型のマイクロバスのようなスタイルに変更され、ブルーを基調としたカラーリングになっている。警備部の機動隊車両のカラーリングは警察車両の中でも特異である。警察の車両はアンマークの覆面パトカーを除けば白と黒のツートンだけでなく、色々なカラーの車両があり警備部の車両では青と白のツートン、グリーン、グレーなど様々だ。こちらもまた、暴徒が車両にへばりつくのを防ぐため、車体は全面的になだらかになっている。長崎県佐世保市で起きたルネサンス佐世保散弾銃乱射事件では、散弾銃を持ったまま教会に逃げた男を逮捕するため、小型警備車が投入された。テレビ局のヘリが早朝にもかかわらず、現場上空から中継していたが、小型警備車の前になぜかSAT隊員が展開するという装甲車本来の使用法が、全く逆であることも注目された。

福島県警と警視庁に放射線防護車が配備


警察庁が2013年4月に福島県警へ導入した大型車両。全長10メートル、重さ22トンのバス型車両でガラスには鉛を使い、車内の気圧も完全に調整されており放射性物質が浸入できないようになっている。福島などの放射能汚染地区における対テロ作戦や、原子力災害時の住民の救助に使用されるという。同じく警視庁にも一台配備された。なお、価格は一両、一億五千万円。

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