警察犬の概要と捜査手法




警察の装備 航空機編































































警察犬の概要と捜査手法 




■ 公開日 2013/05/09 15:24:51  
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警察犬には警察直属の犬と民間の嘱託警察犬の二種がいる

             
DNA鑑定や車両のナンバー自動読み取り装置、18歳未満の児童の画像識別システムなど、日本だけでなく世界の警察ではその犯罪捜査技術が日進月歩で進み、ハイテク化されています。しかし、一方では警察犬の鼻に頼るとい、時代遅れにも感じる古典的な捜査手法もいまだ健在です。現在、日本の警察には警察自らが飼育、訓練する警察犬と、民間から任用した嘱託警察犬の二種類がいます。道警察本部では1973年9月にはじめて、警察犬が導入されました。現在、道警では、9頭のジャーマンシェパードが直轄警察犬として、さらに嘱託警察犬が68頭います。これらの犬は北の大地で犯罪捜査や災害救助、爆発物捜索でも活躍するすごいワンちゃんたちなのです。遺留品の捜索など犯罪の捜査に警察犬を使用するのは、刑事部鑑識課で、犬の嗅覚は人間の何千倍であることから、犯人の追跡や行方不明者の捜索に投入されます。一方で、警備用として警備部が運用する警備犬は格闘訓練を受けています。最近では、警視庁のSITが警備犬と共に出動していたのが報道されています。警察犬を搬送する専用車両も配備されており、緊急車両としてサイレンと赤灯を搭載しています。さて、嘱託警察犬の場合、警察犬の採用を審査する警察犬嘱託審査会と呼ばれるものがあります。民間の犬が、警察犬へ登用されるためには何はともかく、この審査会で合格しなければなりません。テレビなどで見た人もいると思いますが、この審査会ではワンちゃんに臭気選別や足跡追求、捜索など、警察犬として必要な能力を試すために各種のテストが行われ、鼻の優秀さなどの能力が試されます。

現在、日本警察犬協会はドーベルマンやシェパードなど7種の犬を指定する犬種としていますが、嘱託警察犬としてこの縛りは無く、柴犬やダックスフント、チワワの警察犬も誕生しています。それにしても、犬の世界でも警察に入るのは人間同様、一苦労のようです。わお〜ん。

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