キャリア制度って何？　

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■ 公開日 2013/05/09 15:24:51

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現場のパトカーに乗らずして本部長になれるのが日本警察

日本の省庁の人事制度には俗に「キャリア採用」と呼ばれるものがあります。このキャリアはすなわち官僚たる国家公務員のことで、もちろん警察庁にも警察官僚がいます。キャリアは国家公務員試験の上級甲種、または�T種に合格し、中央省庁に幹部候補生として採用された、国家公務員です。警察庁の場合は、キャリアとして採用されると地方公務員として警察官になった場合は巡査からはじまるのに対し、警部補からスタートします。準キャリアと呼ばれる�U種採用の場合は、巡査部長が初任時階級となります。なお、アメリカの警察にキャリア制度は無く「現場のパトカーに乗らずして本部長になった者はいない」とよく言われているそうです。警察幹部になればクラウン・アスリートやセルシオなどの高級覆面パトカーが貸与され人生を謳歌できます。北海道警察本部長はクラウン・マジェスタ、警視庁警視総監はレクサスの覆面パトカーが貸与されています。

キャリアの出世に昇進試験は無い

警察は能力主義の役所だとよく言われています。すなわち、本人の実績が昇進にもっとも深くかかわってくるというものです。しかし、キャリア官僚はすでに最初の試練であるキャリア官僚採用試験にさえ合格すれば、ノンキャリアの警察官のようにノルマ稼ぎで経験値を稼いだり昇進試験でのレベルアップは必要なく、自動的にエスカレーターで出世していくのが特徴です。

警察庁のキャリアになるには？

東京大学、京都大学など日本で最高峰の大学しか採用しておらず、まずそのどちらかの大学に入学できるアスペ偏差値が必要というのが一般論です。もちろん、キャリアの採用試験を受けること自体に大学差別はありませんからどの大学でもOKですが、採用されるのはほぼ、東京大学か京都大学出身者になっているのが実情です。

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