アメリカの警察官の給料は？　

---

■ 公開日 2013/05/09 15:24:51

スポンサード リンク

日本と比べても、またアメリカ国内の他業種と比べてもあまり高くない

アメリカの警察官の給料は？

日本と比べると高くない、と言った見方が大半です。そのため日本では警察官という職業は女にもてるし、権力が持てるし何より給料がいいということでガキから大人まで大変人気ですが、アメリカは給料が安いので募集が困難のようです。ロサンゼルス市警の高卒警官の初任給は、年間＄56,522だそうです。

（http://www.joinlapd.com/salary.html）

税金を引かれた後の実際の手取りは30000ドル(日本円で約362万円)・・とのことですから日本警察の高卒巡査でも早いうちから600,700万円当たり前の感覚からすれば、かなり安い値段で結果にコミットしてんだなあと思います。また、犯罪が多発する都市として知られ、アメリカ経済誌が発表した「惨めな米都市番付」で第1位を獲得したデトロイトはロボコップでもおなじみですが（同作品では市が破たんして警察は民営化している！）、そのデトロイト市警でも平均年収が35000ドル（日本円で約423万円）とのことです。余談ですが、カナダのトロント市警では80％以上の警察官が100000ドル以上の年収を得ており、市民が驚いていると、2015年3月19日放送のNHKラジオ深夜便のアメリカ在住邦人の女性の報告で言っていました。このようにアメリカの警察官は全体的に給料が安い傾向にあります。

アメリカの警察は副業可能です

---

とまあ、本業の安い賃金をカバーするためなのか、警察官の副業がアメリカでは認められています。工事現場のハタフリをしているのは警備員ではなく、バイト中の警察官なんて事もあるんです。びっくりだけど、これは本当のことなんですよ。なぜか、HEAT（消防団の最低視聴率記録更新ドラマではない）では現職の保安官事務所の殺人課捜査官などが刑事役で出演していましたが、ハリウッド映画では現職の警察官や法執行官が映画に出演するというのも割と普通なのかもしれませんね。中には、保安官補と俳優を兼業する大スターもいます。日本でも福岡県の職員がアニメ声優の副業をしたり、札幌市の小学校教頭が特殊なビデオを制作をしたり、東京都内の小学校の女性講師が特殊なビデオに出演するなど、特殊な副業をして時折話題になりますが、世界的に有名で日本語もペラペラで娘が自衛官募集ポスターに出たこともあるハリウッド映画俳優は、ホンモノのルイジアナ州ジェファーソン郡の正式な保安官補という輝かしい20年以上のキャリアを持っています。誰って、実はあのスティーブン・セガールさん。さすが自由の国、アメリカというほかないですよね。

非番の警察官がドーナツショップを経営することも

工事現場のフリフリなんかじゃ稼ぐのは難しい、もっとドカンと稼ぎたいと考えたのかはわかりませんけれど、副業としてドーナツ屋の経営に乗り出すチャレンジ精神旺盛な警察官までもいます。その名もコップス＆ドーナッツ。これは犯罪者を雇って構成させるという立派な大義名分があるのだけど、やっぱり警察官が個人的趣味で始めた店という感じがしないでもありませんね！？それにしても日本の警察では考えられないけれど、アメリカの警察官の副業可能は事実なんだね！

参考サイト様　アメリカのポリスとドーナツの関係！
http://buchakeusa.blogspot.jp/2010/11/blog-post_11.html


アメリカの警察官は早めに退職し、さらに稼げる仕事に就く

アメリカでは日本と違って、能力のある人は認められる社会なので、警察官も安い賃金に愛想をつかし、４０歳を超えるとさっさと退職して、安全で賃金の良い仕事に転職したがり、ほとんどは大手警備会社やセキュリティ・コンサル、田村装備開発みたいなタクトレ屋に転職しています。

スポンサード リンク