警察おもしろ雑学辞典
生活安全特捜隊〜セイアン
生活安全特捜隊〜セイアン
| ■ 公開日 2013/05/09 15:24:51 |
生活安全部は主に組織的事件の摘発に取り組んでいます。
元々は少年事件や風俗、不法就労、薬物関係の取り締まり、ぱちんこ屋の許認可を行っていた保安部と、組織暴力犯罪対策を担っていた防犯部を合併させて出来たのが生活安全部です。生活安全・・なんて名称からは、街で起きる一般的な犯罪をイメージさせ、実際、私たちの暮らしに身近なゴミの不法投棄などの環境犯罪や、経済犯罪などを担当していますが、違法なものを日本に持ち込ませないように水際で摘発したり、組織暴力犯罪を担当しているのが実情です。このうち、薬物と銃の捜査については近年、組織犯罪対策部（または組織犯罪対策局）へ移行し、さらなる専門性を高めた捜査と摘発に着手している警察本部もあります。典拠
前衆議院議員 中森ふくよ(中森福代)「警察の防犯課とは、地域暴力団の専門部署です。」
http://fukuyo-nakamori.com/bouhan.html
生活安全特捜隊とは
生活安全特捜隊は生活安全部の中に編成されている「執行部隊」です。つまり、生活安全部が掌握する事件の捜査を直接機動的に行う刑事たちの集団です。主に組織的事件の摘発に取り組んでいます。道警の稲葉事件で逮捕された稲葉警部がいたのもこの部隊です。極端に言えば、刑事部の捜査一課や機動捜査隊などは、すでに発生してしまった事件を迅速に捜査する執行隊ですが、セイアン特捜隊は事件が起きる前に、「臭ぇー」という段階で未然に捜査に着手し、犯罪を防止するという役割を持った地味ながらも私たちの暮らしを守るために日々奮闘している刑事たちです。
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