警察のNシステムとは




警察の装備 航空機編


警察のNシステムとは 




■ 公開日 2013/05/09 15:24:51  
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Nシステムはナンバープレート自動読み取り装置


Nシステムは自動車ナンバー自動読取装置と呼ばれるもので、通行する自動車のナンバーを読み取って記録する警察のシステムです。1987年に実用化され、もっぱら手配車両の追跡に使用されるなど、犯罪捜査に役立てられています。Nシステムはオウム事件以後爆発的に増加しています。95年に地下鉄サリン事件が起きて、教団関連施設に強制捜査が入りましたが、それ以後、各地でNシステムが続々と増えていきました。通常、一般道や高速道に恒久設置され運用されますが、必要に応じて移動式のNシステムも配備されており、犯罪発生現場などで運用される場合があります。Nシステムが手配車両を捉えるとパトカーが搭載しているカーナビ(カーロケナビ)に通報され、附近を警戒中のパトカーや覆面パトカーが一斉に包囲し、まさに袋の鼠です。


ナンバーカバーも意味なし


このようなナンバー読み取りに対抗するため、対赤外線ナンバープレートカバーを装着する車もありますが、現在では新型装置の配備により、ほぼ確実にナンバーの読み取りが可能になっています。


Nシステムを巡る事件


Nシステムはもっぱら、犯罪捜査のためのシステムですが、非番中の警察官の動向を把握するためにも活用されており、女性警察官を好きになってしまい、良くない恋愛をしてしまった妻子ある警察幹部が、このNシステムで動向を監視され、県警本部に引導を渡された事案もあります。

「警察が勝手に撮影するのは盗撮ではないのか」


アクセスログに上記のようなリファラ―がありました。警察がNシステムで交通取り締まりのために一般人を撮影するのは最高裁にて認められています。この判決はNシステムにより無断撮影されたタクシー運転手が最高裁まで争っていたものですが、最高裁で「やむをえない」という判決を出して、警察が勝利しています。2009年にも同じ訴訟が起きていますが、これも原告側が敗訴しています。

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