警察のヘルメット　

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■ 公開日 2013/05/09 15:24:51

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警察のヘルメット各種

９０年代中盤頃まで警察官へ配備されたヘルメットは工事で被るような、いわゆるドカヘルで警察署の一般警察官やパトカー乗員に配備されていました。現在では新しいタイプのヘルメットが多く配備されており、耳元まで深くガードでき、防護性能が格段にアップしています。反射材のラインも入っており夜間でも視認性が高くなっています。ただ、防護性が高いと言っても防弾性能は皆無ですから、暴力団抗争や発砲事案では自衛隊の８８式鉄帽と同じ、ケブラー素材のヘルメットを被って出動します。

白バイ隊員のヘルメット

白バイ隊員のヘルメットはもちろん、法律でバイクの乗車に規定されているヘルメットが配備されています。SHOEIという有名メーカーの「SP-16」という製品が納入されています。JIS規格で卓越した空力特性を持っており、大型のバイザーが乗員を保護します。本製品は警察との共同開発です。

機動隊の被るヘルメット

機動隊で配備されたかつてのヘルメットは、ポリカーボネートのバイザーや防弾ガラスまでついており、一般警察官用よりも防御力がありました。現在の機動隊員には、新型が配備されており、耳当てや襟元までガードするプロテクターやポリカーボネート製のバイザーも付属で、暴徒からの投石攻撃から顔面を守ります。


現在では色がブラックになりより精悍になりました。

SITやSATの被るヘルメット

機動隊の中のSATや刑事部の中のSITといった各種部隊も突入装備としてヘルメットが配備されています。警察の各種部隊の中でも彼（彼女）らのヘルメットは、最強の防弾性能を持つ部類に入ります。一般の機動隊のヘルメットのバイザーはポリカーボネートの薄型ですが、SAT用では防弾ガラスになり数センチもあります。ヘルメットをかぶらないで突入する自称・リアル派警察特殊部隊ドラマもあります。

ヘルメットを被らない交通用覆面パトカーの警察官

交通機動隊など、本来はヘルメットをかぶってパトカーに乗車する場合でも覆面パトカーの場合は、周囲の車からばれにくくするため、ヘルメットではなく金刺繍での警察名入り入りアポロキャップをかぶる場合もあります。なお、交通機動隊の項でも記述しましたが、北海道警察交通機動隊では夜間に限って、白いヘルメットの上から黒い覆いをかぶせて目立たなくさせています。

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